【東京】都知事の追悼文見送り「逆メッセージにも」…市民団体憂慮 「虐殺の事実直視を」 関東大震災朝鮮人犠牲者式、歴史の風化許さず
『九月、東京の路上で‐1923年関東大震災ジェノサイドの残響』(14年、ころから)の著者、加藤直樹さんは、小池知事の発言に「衝撃を受けた」と次のように語った。「関東大震災は東京に住んでいる朝鮮人が都民によって殺された。流言飛語の拡散に加担したのは行政であり、都は虐殺に向き合う責任がある」「都は『このような不幸な出来事を二度と繰り返さない』という意味を込めてこれまでメッセージを送ってきたはずだ。