【現代ビジネス】今なお機能している米朝の「深くて太い」水面下接触の歴史 ミサイル発射は対話の呼びかけサインか
米朝間に存在するチャンネル
日本人にとっては意外かもしれないが、核ミサイル開発問題で激しく対立しているはずのアメリカと北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)との間には、直接のチャンネルが通じている。具体的には、真正面から「核カード」を持って対決する一方で、アメリカと北朝鮮の間では、北朝鮮のIT専門家がアメリカ国務省発行のビザを得てアメリカの土地を踏むなどの関係が、2002年から続いていたのだ。