【漁業】漁獲枠、資源量に応じ増減=クロマグロ新規制で合意-日米韓など
日本や韓国、米国など10カ国・地域が太平洋クロマグロの資源管理について話し合う国際会議「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」の北小委員会は1日、日本近海を含む西部太平洋でのクロマグロ漁について、資源量の回復度合いに応じて漁獲枠を増減させる新ルールの導入で合意、閉幕した。一定の資源回復を前提に漁獲枠拡大を認める日本政府の提案におおむね沿った内容で、日本への厳しい批判を予想していた漁業団体関係者らは安堵(あんど)の表情を見せている。