【政治】「小泉元首相を平壌へ派遣せよ」官邸が画策した、米朝和解の極秘計画 提案したのは、やはりあの人か
諸説あった、あの「冒険」の内容は
束の間の夢に終わったのか――。安倍官邸はこの間、厳秘体制の下で、安倍晋三首相が米朝の間に立って現在の朝鮮半島の「一触即発」を回避する可能性を探っていた。具体的に言えば、安倍首相は8月末にも訪米してドナルド・トランプ大統領と会談し、北朝鮮の金正恩労働党委員長との対話を行うように説得、一方で小泉純一郎元首相を首相特使としてピョンヤンに派遣して、その後、自らが訪朝して金委員長と会談することを模索していたのである。