【八重山毎日新聞/社説】中国の尖閣強奪の可能性は限りなくゼロ。たかが尖閣のために戦争するほど中国は愚かでない
中国の尖閣強奪はあるのか
国有化5年、日中のにらみ合い続く
■国有化に市長も積極関与
北朝鮮の核実験やミサイル発射で緊張が続く中、尖閣諸島が国有化されて11日で5年が経過した。思い起こせば中国漁船による巡視船への衝突事件を機に領有権をめぐる対立が激化する中、2012年4月、訪米中の石原慎太郎都知事がワシントンでの講演で、「尖閣諸島を中国から守るため」と称して東京都が購入する計画を突然ぶち上げた。