【話題】「玉音放送」を境に日本人と朝鮮人の立場が逆転した、あの瞬間…少女Cが語る「終戦」の記憶
「玉音放送」を境に日本人と朝鮮人の立場が逆転した、あの瞬間少女Cが語る「終戦」の記憶
■1945年8月の満州-夜の街に流れた噂
1945年8月13日の夜、満州国新京特別市(現・中国長春市)。ひどく急いたように門が叩かれる音に少女Cは目を覚ました。町内会の班長さんだ。母親と班長さんが小声で交わす会話の内容までは知ることは出来なかったが、2人の表情から何か深刻な事態が発生したことだけは、8歳の少女Cにも伝わってきた。