【国際】親日カンボジアでも強まる中国依存 フン・セン政権下で欧米離れ進行
日本が陸上自衛隊の部隊を、カンボジアでの国連平和維持活動(PKO)に初めて派遣してから25年。日本のほか米国やフランスなども参加した国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)が一定の成果を収めた一方、フン・セン政権下で経済的なつながりの強い中国への依存が強まっている。(プノンペン 吉村英輝)プノンペン市内にある政府系組織、カンボジア地雷対策センター(CMAC)の展示室には、今も子供や農民らを苦しめる負の遺産が陳列されている。