【猿田佐世】国難突破の争点どこへ?北朝鮮の核攻撃でソウル、東京で死者210万人も安倍自民は米国の軍事行動支持4割[AERA]
衆院解散当時、その解散の正当性を示すためにしきりに使われ、メディアを騒がせた言葉「国難突破解散」。少子高齢化なども「国難」の説明に使われたが、「国難」という極度に苦境を表す単語を用いた主たる理由は「北朝鮮問題にどう対処するか」ということを問う選挙にしようとした、とみるのが自然である。選挙戦が進む今となってはその言葉を聞くこともほとんどなくなったが、数日前にある候補者への意見調査を目にして、改めて「国難突破解散」という言葉を思い出した。