【毎日新聞】圧力が過ぎれば「米朝開戦-日本参戦」の懸念が強まる 安倍政権は戦争をする「力の外交」を白紙委任されたわけではない
安倍政治への注文/上 リベラル外交継続を=政治部編集委員・平田崇浩
保守か、リベラルか。そんな政治用語が注目された衆院選だった。安倍晋三首相といえば、保守のイメージが強い。だが、この5年間の安倍外交を振り返るとリベラルの方が当てはまる。2015年の米議会演説と戦後70年談話、旧日本軍の慰安婦問題に関する日韓合意、昨年のオバマ前米大統領の広島訪問と安倍首相の真珠湾訪問--。