【経済】億万長者数、アジアが初めて米国を超える 中国人起業家の台頭がけん引
アジアで億万長者(ビリオネア)が急増している。スイス金融大手UBSと大手会計事務所のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)が共同で実施した世界のビリオネアに関する調査によると、アジア国籍のビリオネアの人数が初めて米国を超えてトップとなった。中国人起業家の台頭がけん引した。2016年末時点で保有資産が10億ドル(約1140億円)を超えるビリオネア1542人を対象とした調査で、アジア国籍のビリオネアは637人で、米国人の563人を追い抜いてトップとなった。