【赤旗】朴槿恵政権を倒す市民革命に携わった金泳鎬さん 「9条は日本だけでなくアジアの宝」
前文に、つづけて四つも「平和」が出てくる―。1946年11月3日に新憲法が公布された当時、16歳だった半藤一利さんは大きな衝撃をうけました▼東京大空襲で火と煙に追われて川に落ちる。疎開先では米機の機銃掃射や空襲に遭う。九死に一生を得て戦後の焦土に立った少年にとって、憲法の一つ一つの言葉がほんとうにしみじみと身に染み込みました(『私にとっての憲法』)▼二度と戦争はしないと決意した9条は、当時の日本人の心からの思いであり、願いだったという半藤さん。