【公明新聞】ヘイトスピーチ、「許されない」との認識広げよ
ヘイトスピーチ 「許されない」との認識広げよ
「人権擁護に関する世論調査」の結果を内閣府が公表した。民族差別的な言動を繰り返すヘイトスピーチ(憎悪表現)の街宣活動やデモに対する受け止めを複数回答で聞いた初の調査が含まれており、注目したい。ヘイトスピーチは「日本に対する印象が悪くなる」「不愉快で許せない」との否定的な回答がそれぞれ半数に迫る一方、「表現の自由の範囲内」が17%、「ヘイトスピーチされる側に問題がある」が10.6%と、容認する立場が一定割合を占めた。