【近藤大介】「無限の欲望の街」深センを視察して見えた、日本産業の暗い未来 中華民族の「最新形」を見た!
中華民族の「最新形」を見た!
そこはまさしく、中国人の無限の欲望の大噴火が起こっていた――。中国人は世界一、欲深い民である。それは主に二つの理由による。第一に、来世の幸福を願う宗教が存在しないから(チベット仏教などを除く)、徹頭徹尾、現世を享楽的に生きようとするためだ。第二に、カネ以外のもの――政府や地域社会、ひょっとすると親族までも――が信用できないため、カネや富に対して尋常でない執着心を持つからだ。