韓国・拉致被害者家族が「1人デモ」開始 “冷淡”左派政権相手に孤独な戦い
27日に開かれる南北首脳会談で、北朝鮮による韓国人拉致問題を議題にするよう被害者家族らが声を上げ始めた。1950年代の朝鮮戦争時代を中心に、北朝鮮は10万人近い韓国人を拉致したとされるが、韓国の歴代左派政権は拉致問題に冷淡で、家族らは“孤独”な闘いを強いられている。雨が降る中、ソウルの大統領府前で5日、朝鮮戦争拉致被害者家族協議会の李美一(69)が「拉致問題を議題にせよ」と書いたプラカードを持って「1人デモ」を始めた。