【南北将官級軍事会談】北朝鮮最前線の長距離砲撤去問題 南北が協議開始
韓国と北朝鮮の軍事当局が、軍事境界線(MDL)付近に配備された北朝鮮の長距離砲の撤去問題について協議を始めたことが17日、分かった。複数の政府筋が明らかにした。14日に板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で開かれた南北将官級軍事会談で、同問題が議題として取り上げられた。韓国側は、4月末の南北首脳会談で署名された「板門店宣言」に盛り込まれた軍事分野の合意内容の履行に向けた案の一つとして、北朝鮮の長距離砲をMDLから30~40キロ後方に移すことを北朝鮮側に提案したという。