【ラオスのダム決壊】ケンチャナヨ精神と謝罪しないことが韓国の常識/ケント・ギルバート「ニッポンの新常識」
▲ ケタ外れの泥に覆われ、捜索活動は難航している=ラオス南部(共同)私は自分自身を大ざっぱな性格だと認識している。だから、韓国人の国民性ともいえる「ケンチャナヨ(=大丈夫だ)精神」が嫌いではない。だが、生命や財産を奪われかねないシビアな場面で、その精神を発揮されたら、たまったものではない。ラオス南部アタプー県で先月23日、建設中の水力発電用ダムが決壊して、30人以上が死亡、100人以上が行方不明になり、数千人が家を失った。