【日韓】「徴用工」泥沼化の懸念 原告「差し押さえ、近日開始」 韓国政府に収拾策なく
韓国の元徴用工訴訟を巡る混迷が深まっている。原告の弁護団は近く日本企業の資産差し押さえ手続きに入ると表明。事態の泥沼化を懸念する日本政府は韓国側との協議に動きだしたが、韓国政府は収拾策を示せずにいる。日韓の外交対立の長期化は必至で、経済交流など民間への悪影響が徐々に広がる可能性がある。10月末に韓国大法院(最高裁)で賠償命令が確定した新日鉄住金訴訟の原告側弁護団は24日「近く韓国内資産の差し押さえ執行手続きに入る予定だ」と明らかにした。