【朝日新聞】防衛省が公開した音声は一部加工しており、昨年末に公開した映像のどの部分にあたるかは明らかにしていない
海上自衛隊のP1哨戒機が韓国海軍の駆逐艦から火器管制レーダーを受けたとされる問題で、防衛省は21日、この問題に関する「最終見解」を公表した。日本側が問題を公表してから1カ月たっても、韓国側が事実認定に応じる姿勢が見られないとして、「協議を続けることはもはや困難」とし、実務者協議を事実上打ち切った。防衛省は同時に、照射されたレーダー波を変換したとする音声や、照射を受けたとする昨年12月の哨戒機の飛行ルート、過去に同様の警戒監視活動で撮影した同じ駆逐艦の写真などを公表した。