【慰安婦問題】日韓合意と矛盾?韓国外相、国連で「正義を熱望する生存者を支援する」と演説
慰安婦問題をめぐる2015年末の日韓合意の「骨抜き」ぶりが、さらに鮮明になりそうだ。韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は19年2月25日(現地時間)にスイス・ジュネーブで行われた国連人権委員会のハイレベル会合で演説し、2年連続で慰安婦問題に言及した。19年の演説では、元慰安婦の女性に対する取り組みが不十分なままにこの世を去っていく現状について「悲しく、非常にいらだたしい」とした上、これまでの韓国政府の取り組みは「被害者中心のアプローチ」が欠けていたとの認識を示した。