【米国務省官僚】台湾のWHO総会参加を妨げる中国に懸念「台湾が尊厳を勝ち取り、世界に貢献できる新たな方法を見つけ出したい」
(ワシントン 15日 中央社)米国務省東アジア・太平洋局で対台湾政策を担当するジェームズ・ヘラー氏は14日、ワシントン市内で開かれた研究会で講演し、世界保健機関(WHO)が2年連続で年次総会への台湾のオブザーバー参加を拒んだことに「不安を覚える」と懸念を表明した。その上で、中国が国際機関から台湾を排除しようとしていると指摘し、これは両岸(台湾と中国)関係を傷つける行為で、台湾の民心を得るという北京当局の目標にも反しているとの見方を示した。