【東亞日報】元国務省関係者 「米政府が韓国に仲裁者を要請したことはない」
ハノイでの米朝首脳会談の決裂後、韓国政府が米朝間の「仲裁者」に代わって「促進者」という概念を本格的に使っているが、トランプ米政権は当初から韓国側に「仲裁」役を担ってほしいと表現したことはないという主張がワシントンから出た。米国務省の元関係者は20日、「トランプ政権が大統領府に『仲裁』役を担ってほしいと要請したことはなかった」とし、「北朝鮮が依然として米国の安全の脅威であるため、米国の関係者たちは(北朝鮮と米国をつなぐ)『仲裁者』という表現をめぐって拒否感を示した」と伝えた。