【朝鮮日報】米朝双方から信頼失った「仲裁者」韓国、出口の見えない迷路へ
韓国政府は22日、北朝鮮が南北共同連絡事務所から突然撤収したことについて当惑を隠せなかった。最近になって北朝鮮に対する制裁緩和をめぐって米国との対立が表面化する中、北朝鮮にまで背を向けられたことで、韓国政府がかかげる「仲裁者」あるいは「促進者」の役割が根本から覆される危機に追い込まれたのだ。ある外交筋は「韓米協力に亀裂が生じたとの懸念にもかかわらず、北朝鮮を意識して金剛山観光や開城工業団地の再開などを訴えてきた韓国政府としては『出口の見えない迷路』に追いやられたようなものだ」とコメントした。