【台湾】天安門事件から30年「タンクマン」を台湾芸術家がバルーンで再現 学生(21)「ここに展示するのはとても勇気があると思う」
中国で1989年6月4日に発生した天安門事件から30年。当時、学生らによる民主化デモを弾圧した戦車の前に男性が丸腰で立ちはだかり、「タンクマン」と呼ばれた有名なシーンを、台湾の芸術家が巨大なバルーンで再現した。バルーンは、台湾で最も有名な史跡の1つである中正紀念堂のそばに展示されている。中国では天安門事件について、報道機関やソーシャルメディアで厳しく検閲されており、中国共産党は天安門広場とその周辺で何人の抗議者が殺されたかを公表していない。