【台湾】定例実働演習始まる 陸空海各軍を動員 31日まで
(台北 27日 中央社)中華民国軍の年次演習「漢光35号」のうち、実働演習と一部実弾演習が27日早朝、衡山指揮所(台北市)で出された命令を受けて始まった。陸空海各軍の兵力を動員し、中国軍の侵入阻止を想定した訓練を領海や領空、台湾本島、離島の防衛エリアで31日までの日程で行う。 今回の演習の目玉は、代替滑走路に指定されている高速道路「国道1号」の中部・彰化県内区間で28日早朝に行われる離着陸演習、29日の東部海域合同実弾演習、30日に南部・屏東の海辺で行う上陸阻止の実弾射撃演習の3つ。