【ゴミ問題】東南アジアにプラごみ殺到 先進国に“送り返す”
東南アジアで先進国から運ばれたプラスチックごみを強制的に送り返す動きが相次いでいる。これまで最大の受け入れ国だった中国が規制強化にかじを切った結果、日本を含む世界から廃棄物が東南アジアに押し寄せたからだ。国際的な規制が設けられることも決まるなど、ゴミの行方に世界の注目が集まっている。マレーシア政府は5月28日、日本や米国、カナダ、オーストラリアなどからプラスチックごみが不法に輸入されたとして、コンテナ60個分に当たる計3千トンを送り返すと発表した。