【中国空母がグアム近海に初進出】同時期に南シナ海では日米共同訓練、激しさ増すけん制合戦
中国の空母「遼寧」が6月中旬、米軍基地のあるグアム島周辺海域を初めて航行したと日本メディアが報じた。同時期に南シナ海では海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦と米原子力空母などが共同訓練を行った。海洋支配をめぐる日米と中国のけん制合戦は激しさ増すばかりだ。防衛省によると、11日午前に遼寧や中国海軍のミサイル駆逐艦、水や燃料を補給するための最新鋭支援艦など6隻が沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡を通過して東シナ海から太平洋に出たのを確認した。