【沖縄タイムス】韓国との対立をあおる風潮もある中、多難な時こそ知恵を絞り、友好の糸を切らない努力が必要だ
「厄介な隣人にサヨウナラ 韓国なんて要らない」との大見出しで特集を組んだ「週刊ポスト」9月13日号が波紋を広げた。作家や研究者らから「差別的」と批判されたのは当然で、同誌編集部は謝罪に追い込まれた▼日韓関係の悪化を背景に、メディアでの差別的言動が相次ぐ中、新聞労連は声明を出した。「他国への憎悪や差別をあおる報道をやめよう」「戦前の過ちを繰り返してはならない」▼関係悪化の影響は、県内でも広がる。