【ルソン島・タール火山】フィリピンの噴火 農業に大打撃 被害額は日本円にしておよそ12億円に上る 再噴火にも警戒を
フィリピンの首都マニラ近郊で起きた火山の噴火で、大量に降り積もった火山灰によって農作物に大きな被害が出るなど、影響が広がっています。日本の専門家は「再び大きな噴火が起きる可能性は十分ある」と指摘していて、フィリピン当局が引き続き警戒しています。今月12日、フィリピンの首都マニラの南、およそ60キロにあるルソン島のタール火山が噴火し、およそ4万3000人が避難生活を送っているほか、大量に降り積もった火山灰によってコメやバナナ、コーヒーなどの農作物に大きな被害が出ています。