【コロナウイルス】「台湾で市中感染確認」と韓国政府説明 WHOが事実関係を否定
(台北中央社)
韓国政府が世界保健機関(WHO)の発表として台湾を「新型コロナウイルスの市中感染が確認された地域」の一つに挙げた問題で、WHOの報道官は12日、中央社の取材に対し、事実関係を否定した。外交部(外務省)は12日夜、韓国側に改めて訂正を求めたことを明らかにした。韓国の保健当局は11日の記者会見で、同国政府が国民に渡航自粛を要請したシンガポール、日本、マレーシア、ベトナム、タイ、台湾の6つの国・地域について、「WHOが9日、『市中感染が確認された地域』に加えた」と説明した。