【WHO】批判呼ぶテドロス事務局長の「中国擁護」 背景にWHOと中国の蜜月の仲
肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、中国当局の初動の遅さを指摘する声が世界で高まる中、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が中国を擁護し続けている。テドロス氏が中国寄りの発言を続ける背景には、長年にわたる中国とWHOの「蜜月の仲」があるとされる。(ジュネーブ 板東和正)■「何が悪い」
「中国のしたことを認めて何が悪いのか」
テドロス氏は12日、新型肺炎の治療法やワクチンについて話し合う専門家会合後の記者会見で語気を強めた。