【朝鮮日報】日本のクルーズ船から443人下船、隔離もせず公共交通機関で帰宅
19日午前11時ごろ、横浜市内の大黒埠頭(ふとう)。医療用マスクをした70代日本人夫婦がスーツケースを引いて埠頭のターミナルビルをゆっくり抜けてきた。約100メートル外で待機していた報道陣のカメラ数十台が一斉にこの夫婦の方に向かっていった。「武漢肺炎」感染者が一日に数十人ずつ増え、「漂流するウイルス培養皿」「恐怖の船上監獄」と呼ばれているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に対し、下船許可が出されて初めて陸を踏んだ一般乗客だった。