【台湾】SARSの経験生かす 「WHOは今何ができるのか」陳建仁副総統単独取材 WHOの改造の重要性が認識されたとの見解を示す
(台北中央社)陳建仁副総統は24日、中央社の単独取材に応じ、世界で感染が拡大する新型コロナウイルスを巡る世界保健機関(WHO)の対応について「WHOは世界のために今何ができるのか。燃え広がってしまったのだから、too late(遅すぎる)」と述べ、行動の遅さを改めて批判した。陳副総統は疫学の専門家で、2003年に台湾で重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した際には行政院(内閣)衛生署(現在の衛生福利部の前身)署長に就任し、感染拡大の迅速な食い止めに成功した。