【中国】火星探査「天問1号」に 屈原の詩に由来、今年打ち上げ 中国国家宇宙局長「宇宙強国建設へ奮闘を継続する」
中国国家宇宙局は24日、今後の惑星探査計画の総称を「天問」とし、今年予定する初の火星探査機打ち上げミッションを「天問1号」と名付けたと発表した。探査機そのものの名前は今後世界から公募するという。「天問」は戦国時代の詩人、屈原が宇宙創造伝説などへの疑問をつづった詩に由来し、真理を追究する精神を託した。中国は今年7月にも火星探査機を打ち上げ、2021年に着陸させる計画で、昨年10月には開発中の探査機の写真を公開していた。