【台湾】日本統治時代生まれの現役医師 1922(大正11)年生まれ、99歳で死去 地方で診療、一生捧ぐ「診療は私の一生の仕事」
(苗栗中央社)台湾最高齢の医師として名を馳せた日本統治時代生まれの謝春梅氏が29日、病気のため死去した。享年99。先頃、体調不良を訴えて入院するまで、現役で診察に臨んでいた。謝氏は1922(大正11)年、北部・苗栗で生まれた。1944(昭和19)年に医師免許を取得した際、台北に出る道もあったが「地方には医者がいない」という父親の一言で地元に診療所を開業し、地域に貢献してきた。