【米軍】アジアの即応態勢は維持 エスパー米国防長官、中朝を牽制
エスパー米国防長官は4日、新型コロナウイルスの感染拡大で米軍の活動を大きく縮小している中でも、アジアでの即応態勢は「維持できている」と述べ、短距離ミサイル実験を続ける北朝鮮や台湾周辺などで軍の活動を強める中国をけん制した。首都ワシントンのシンクタンク、ブルッキングズ研究所のイベントで語った。エスパー氏は在韓米軍が早期に感染防止策を取っていたことや、米軍の艦船の大半は感染者を出していないことを挙げ「即応態勢への影響は少ない」と述べた。