【中国反発】汪文斌報道官「いかなる側も幻想を抱いてはならない台湾のたくらみは徒労に終わる」蔡総統が12月で調整中のAPEC参加
中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は25日、台湾の蔡英文総統が12月で調整中のアジア太平洋経済協力会議(APEC)にオンライン形式で参加する構えを見せていることについて「いかなる側も幻想を抱いてはならない。台湾当局の機会に乗じたたくらみは徒労に終わる」と反発した。汪氏は「『一つの中国』原則の下、中国台北(台湾)は地域経済体としてAPECに参加している」と指摘し、「中国台北の代表派遣はAPECの覚書と慣例にのっとらなければならない」として蔡氏の参加を認めない意向を示した。