【ベルリン少女像】撤去指示 日韓対立、独で展開「不適切」 ミッテ区 日本やベルリンで「いら立ちを招いた」と指摘
在ドイツの韓国系市民団体「韓国協会」がベルリン市中心部ミッテ区に設置した従軍慰安婦を象徴する少女像について、同区は8日、設置許可を取り消し、14日までに撤去するよう同協会に指示したと発表した。フォンダッセル区長は「政治的、歴史的に複雑な2国間対立をドイツで扱うのは不適切だ」としている。区は声明で、像は設置承認の過程では「戦時中の性暴力に反対の意思を示すもの」と捉えられていたと説明。