【韓国】強制徴用労働者の合宿所「仁川三菱長屋社宅」、保存の可能性
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都心の真ん中に場を占めた三菱長屋社宅。現在は大部分が撤去され4棟だけが残っている=提供:富平区役所//ハンギョレ新聞社
日帝強制占領期(日本の植民地時代)に強制徴用された朝鮮人労働者の合宿所として使われた仁川市の「三菱長屋社宅」が、歴史教育の場として保存される可能性が開かれた。文化財庁が市民の保存要求に応え、「時代的苦痛を忘れないための近代文化遺産」として、その保存を勧告したところ、地方自治体がすぐに撤去計画の再検討に入ったためだ。