【所信表明演説】韓国への言及冷淡に? 菅首相演説「未来志向」消える 韓国に対する姿勢について「安倍氏以上に厳しい」
菅義偉首相の26日の所信表明演説は、徴用工問題をめぐり韓国に善処を求める一方、安倍晋三前首相が期待を表明した「未来志向の関係」構築に言及しないなど、全体として同国に冷淡な印象となった。関係改善に向けた措置を取らない韓国政府への不満を反映したとみられる。安倍氏は今年1月の施政方針演説で韓国を「基本的価値と戦略的利益を共有する最も重要な隣国」と位置付けたが、菅氏は「極めて重要な隣国」に短縮。