【G7】米、ロシアを招待せず…前政権の方針を転換 枠組みを見直す場合は他の参加国の同意が前提
米国のジェン・サキ大統領報道官は19日、首脳によるテレビ会議が開かれた先進7か国(G7)の枠組みに関して、バイデン政権としてロシアを招待する意向はないとの考えを表明した。トランプ前大統領は、ロシアなどを加えたG7の枠組み拡大に意欲を見せてきたが、前政権の政策は踏襲しない方針を示した。サキ氏は記者団に対し、「(ロシアを)招待するのであれば、G7のパートナー国と協議の上で行われるだろう」と述べ、枠組みを見直す場合は、日本など他の参加国の同意が前提になるとの見解を明らかにした。