【蔡英文総統】顔に入れ墨した最後の先住民を訪問 実年齢は100歳を超えている可能性 文化伝承に期待/台湾
(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は23日、顔に伝統的な入れ墨「紋面」を施した最後の台湾原住民(先住民)、林智妹(Ipay Wilang)さんを訪問し、紋面をはじめとする各種族の貴重な文化が伝承されることに期待を寄せた。林さんは東部・花蓮県出身のセデック族。家族によれば、戸籍上は日本統治時代の1922(大正11)年生まれとなっているが、出生届が出されたのは生後しばらく経ってからで、実年齢は100歳を超えている可能性があるという。