【台湾】パイナップル品種、中国に流出 法改正で対応へ 「日本に追随し、法改正を検討する方針」
(台北中央社)台湾生まれのパイナップル「台農17号」(金鑽パイナップル)が中国で無断栽培されている。行政院(内閣)農業委員会は台湾で開発された品種の中国流出を防ごうと、法改正を検討する方針を明らかにした。同委は9日、台湾育成品種の保護に関する記者会見を開き、品種や技術の流出について説明した。同委の陳駿季副主任委員によれば、両岸(台湾と中国)の交流が活発化した1987年以降、パイナップル4種、バンレイシ1種、茶7種の中国への流出が確認されている。