【ユネスコ】登録手続きを新たに改編、慰安婦記録の「世界の記憶」登録、日本が反対すれば登録が難しい構造に
ユネスコの「世界の記憶」(旧・記憶遺産)の登録手続きが、「慰安婦」被害者など歴史問題において日本が反対すれば登録自体が難しい構造に変わった。ただし、日本軍「慰安婦」記録物は制度が変わる前の2016年に申請したため、ユネスコがどのように処理するかが争点になるものとみられる。ユネスコは15日(現地時間)、第211回執行理事会を開き、「世界の記憶」への登録を推進する際、加盟国が反対する場合は、審査を中止し、期限を設けず、当事国間の話し合いを続ける内容を盛り込んだ改正案を承認した。