【日本政府】韓国への半導体材料の輸出管理の厳格運用を見直すことは難しい 韓国側の対応に原因がある
加藤勝信官房長官は2日の記者会見で、1日に表明から2年を迎えた韓国への半導体材料の輸出管理の厳格運用を見直すことは難しいとの認識を示した。令和元年7月1日から実施しているが、韓国側が世界貿易機構(WTO)に提訴していることや、慰安婦問題などをめぐる韓国側の対応に原因があると説明した。加藤氏は韓国への輸出管理について安全保障の観点から実施していると説明し、「韓国側の輸出管理の状況などを総合的に評価し、実効性を見極めながら運用していくのが基本的な考え方だ」と述べた。