【中共当局の圧力】台湾と外交関係持つパラグアイ、中国ワクチン供給契約を突然破棄される…UAE企業から
南米パラグアイの保健省は7月31日、中国の国有製薬大手「中国医薬集団」(シノファーム)の新型コロナウイルスワクチンを生産するアラブ首長国連邦(UAE)の企業から、供給契約を打ち切られたと発表した。パラグアイは台湾と外交関係を持つため、中国当局の圧力である可能性が指摘されている。地元紙ABCコロル(電子版)などによると、パラグアイは4月、この企業から100万回分を購入する契約を結び、5月末に25万回分が到着したが、突然契約を破棄されて支払い済みの約560万ドル(約6億1000万円)も返金された。