【朝日新聞/社説】コロナ下の留学 外国人受け入れに過重な負担を強いていないかを点検し見直すべき
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新型コロナ対策で止まっていた外国人の新たな入国を認める措置が、先週から始まった。欧州を中心に感染が再拡大しており、このタイミングで門戸を開くことに懸念の声もある。だからといって人の往来が途絶した状態を続ければ、各方面にさらに深刻な影響が及ぶ。ワクチンの普及などで、この夏までとは状況が変わってきていることを念頭に、感染防止と海外との交流の再開という二つの要請をどうやって両立させるか、真剣に検討・調整していかなければならない。