立憲苦慮 野党第1党の権限使い野党側国会質問の時間配分から国民民主を排除する一方、「事実上の与党」に参院候補者調整申し入れ
国民民主党が参院でも予算案に賛成するなど与党接近が鮮明になる中、野党第1党の立憲民主党が対応に苦慮している。立憲は2022年夏の参院選1人区で野党候補が競合しないように候補者調整を呼びかけており、現時点で国民民主党も呼びかけの対象だ。一方で、西村智奈美幹事長は3月22日の定例会見で、国民民主が国会で質問する時間は、野党に割り当てられた時間から配分すべきではないとの考えを示している。