【ハンギョレ】中国という嵐の中で…「反中」ではなく「用中」から道を探る 東アジア内の勢力均衡のために日本を戦略的パートナー
中国は朝鮮半島の運命に最も致命的な影響を及ぼす存在であるにもかかわらず、韓国でこの問題は概して「嫌中」に近い反中感情に便乗したり、実質的な現実とはかけ離れたパラダイムに添って扱われたりする。問題の核心は、韓国がどれだけ冷静かつ立体的に、また客観的に中国の実体を眺めることができるかにある。電気自動車、ディスプレイ、半導体などの領域で中国関連業務を行ってきた現場の専門家が書いた『チャイナショック、韓国の選択』は、このような期待に応えて中国問題を総合的に分析しようとした本だ。