韓国経済「冬の時代」突入か ウォン安でも主要企業が大幅減益、主要産業の半導体不振で輸出伸び悩み 中国経済の低迷も痛手に
韓国経済に異変が生じている。主力産業の半導体が不振で、最大手のサムスン電子やSKハイニックスが大幅減益に見舞われた。輸出に有利なはずのウォン安を生かせず、国内総生産(GDP)の成長率も低調で、中国経済とともに「冬の時代」に突入するのか。サムスンが27日発表した7~9月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比31・4%減の10兆8500億ウォン(約1兆1200億円)となった。