韓国雑踏事故 「あわや」2時間前にも 安全対策に批判 「次第に秩序がなくなっていった。交通整理をする警察官もいなかった」
ハロウィンのイベントで集まった群集が折り重なるように転倒し、150人以上が死亡したソウル・梨泰院(イテウォン)の雑踏事故で、現場の路地では事故発生の約2時間前にも、参加者が密集し身動きの取れない状況になっていたことが、目撃証言などから明らかになった。その後も通行規制などは行われず、混乱が放置された。警察当局は31日、原因究明に向け捜査を本格化させたが、韓国メディアは警察を含む行政側の安全対策の不備があったとして批判を強めている。